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|Champion チャンピオン|とは、ユダヤ人移民のサイモン・フェインブルームが創業したアメリカ発祥のブランド。Tシャツやスウェットが定番。
ヴィンテージから現行モデルまでとても人気なアパレルブランド。
なぜこんなにも長い間愛されているのか?が分からない人も多いのではないでしょうか。
深い歴史から、人気アイテムや年代の見極め方法まで徹底解説をします。
スウェットの元祖
米軍から世界中の人を満足させるブランドの歴史
|Champion|は、スウェットの原型を作ったとされている。
そんなスウェットはどうやって生まれたのか?そして、|Champion|がスウェットの代名詞までどうやって育ったか?歴史を紐解きます。
1920年にスウェットの原型であるウールの下着が、米軍アカデミーの訓練用ウェアに採用される。
その後、ミシガン大学が手頃な価格で高品質なそのスウェットを採用する。これが評判になり、クチコミで全米の大学に広がっていく。
全米の大学が採用するが、全ての人が所持するにはまだ高価だったため生徒に貸与していた。
それを管理回収する大学の要望に応えるかたちで大学名などを1930年にプリントするレタリング加工を開発した。
1950年には肩や腕を動きやすいラグランスリーブが主流となる。そのデザイン性や母校愛を示すアイテムとして学生たちから好評を受け、カレッジスウェットが定番化する。
1934年、サム・フリードマンは「洗濯すると縮んでしまう」というお客様の声を受けて、それを解決しようと苦心していた。
タテ縮みが原因だったため、本来タテ向きに織られていたコットンをヨコ向きに織る事で解消。1938年には特許を取得。
ただ、身幅が縮んで動きづらくなるという問題が発生する。
1952年には、サイドに伸縮性のある「エクスパンションガゼット」というリブを追加する。それによって、ヨコ縮みしても型崩れしないようにした。その後、特許を再取得した。
スウェットの元祖
米軍から世界中の人を満足させるブランドの歴史なるまでの軌跡
'1919
サイモン・フェインブルームが|Champion チャンピオン|を創業。
「チャンピオン・ニッティング・ミルズ社」という名でセーターを販売。
'1920
会社を息子のエイブ&ウィリアム・フェインブルーム兄弟が受け継ぐ。
屋外労働者の防寒用に開発したウールの下着が米軍の運動用ウェアに採用。
それがスウェットの原型となる。
'1930
Tシャツやスウェットシャツにナンバーや大学名をプリントする為に開発。
「体育の授業で生徒に貸し与えていたウェアを管理回収する」
という大学側のニーズに応える事が目的だったという。
'1934
サム・フリードランドが洗うと縮むというクレームを解決するために、
縦に織っていたコットンを横向きに使用する「リバースウィーブ」を発明。
'1939
海軍からの依頼により、訓練用に表と裏の異なるTシャツを開発。
記念すべき第1号は、海軍のチームカラー、ネイビーとゴールド。
'1952
1938年に特許取得した「リバースウィーブ」を改良し2度目の特許取得。
スウェットパンツも同時に取得している。
'1969
左胸に|Champion|の頭文字「Cマーク」が定番化。
1984年にはスウェット、Tシャツの左袖にもつくようになる。
'1975
|GOLDWIN|が日本での販売を開始する。
'2016
一時は200億円以上の売上を記録するほど人気だったが50億円に下がり、
2016年に契約元だったヘインズブランズジャパンに譲渡。
スウェットの元祖
世界中の人を満足させるアイテムたち
長袖だと¥2,750-¥4,950。
「MADE IN USAコレクション」だと¥6,490-¥7,590。
「MADE IN USAコレクション」だと¥12,980-¥20,900。
「MADE IN USAコレクション」だと¥11,880-¥15,400。
スナップスウェットシャツの「MADE IN USAコレクション」だと¥18,700。
「MADE IN USAコレクション」だと¥12,980。
スウェットの元祖
世界中の人を満足させるシリーズたち
2020年春夏シーズンからスタートしたアスレチックウェアライン。
長い歴史で培ってきた「機能性」と「デザイン性」を融合したライン。
キーカラーはブラック。シルエットやカッティングにこだわった、ミニマム且つ洗練されたウェアを展開。また、|CHAMPION|ならではの機能素材を使い、快適な着心地にもこだわっている。
スウェットの元祖
世界中の人を驚かせたコラボレーション
2012年より毎シーズンのようにリリースされている定番。
コラボ開始当初は、トップレベルのブランド同士のコラボレーションというコトもあり人気が高かったですが、最初よりは人気が落ち着いてきた。
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